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第53回札幌市児童生徒席書大会雑感 北海道 書道新聞
平成19年10月1日(月)から12日(金)までに札幌市内の各小中学校を会場に実施されていた席書大会が終了しました。
長いようであっという間に過ぎてしまったように思いますが、お子さんたちの出来映えはどんな風だったでしょうか。今回は平成19年度の席書大会についての雑感を少しお話したいと思います。
さて、子供たちの文字離れが語られてから久しくなります。これを食い止めようと席書大会に積極的に参加する学校や、諦めてしまっている学校などもあり、学校による取り組みは、例年同様、様々だったように思います。
さて、札幌市内の小学校の中には、好意的に解釈して、積極さのあまりなのだと思いますが、書について実力のない者が、さも分かったような批評をしながら児童生徒を指導?しているケースが少なからずあるようです。これでは専門の書塾などで訓練を続けてきた児童の才能の芽を潰すようなものです。
技量や技法などを少しかじってきたがゆえに、大した実力もないのに子供たちの前で威張って、一所懸命に書いた児童の作品を直させる光景が目に浮かびます。さらにこうした人種の特徴は、自覚が足りないことです。これでは、児童生徒が書を嫌いになっていくのも頷けます。
ただ、現実問題として、このような「自覚のない芽潰し人種」が審査員になっていることも事実なのです。作品を見に行った多くの父兄の間で、審査のレベルや公平性が疑問視されているのも頷けることなのです。さて今年はどんな結果になるか、大いに興味のあるところです。
なお、今年配布された清書用の半紙は、薄過ぎて評判が悪かったようです。ちなみに昨年は厚過ぎて評判が悪かったのです。なぜ、上質で書きやすい半紙を選ばないのでしょうか。なぜ子供たちに最良の環境を整えないのでしょうか。それとも無知だからなのでしょうか。全く今どきの教師たちがやることは、理解できない不思議なことだらけです。 |