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日本 テレビ 神の左手奇跡の天才ドクター 上山博康 脳神経外科医 患者と家族の心境
昨年、旭川赤十字病院の上山博康脳外科医に大変お世話になりました。超巨大脳動脈瘤を患った父の手術を執刀していただきました。
この手術に立ち会うため、私たち家族は朝から夜遅くまで、家族控え室で待っていました。このときの待合室と患者さん及び家族の心境について、前回まで書き足りないことがあったので補足します。
手術のための家族待合室は、ほかの患者さんたちの面会所でもありました。待合室で待っていると、若い女性の患者さんが話をしてきました。関東からの入院患者でした。色々と話を聞いていると、「脳腫瘍で関東一円のどこの病院でも見放されて、テレビで上山先生のことを知り、藁にもすがる思いで、旭川に来た。」というのです。
幸い手術が成功し、数字後に退院予定だと言っていました。たしかに傷口は外見からは分からないほどになっていました。
「上山先生のおかげで、こうして生きていられるのですよ」と嬉しそうに感謝していました。本当に彼女の新たな人生の始まりなのですね。
一方、私たち手術中の家族の心境は、不安と祈りで複雑です。上山先生が執刀していただいているのですから、最善であることは疑いようもないことです。しかし、やはり高齢であるため、本人自身の生命力に対する漠然とした一抹不安がありました。
このことは、家族であっても別の肉体ですから、なかなか想像がつきにくいものです。特に脳疾患については、なお更のことだと思います。
手術は8時間ほどかかり、無事成功したので、ほっとしました。同時にどっと疲れが出てきたことを今でも覚えています。先生の説明によると、腕の動脈を脳へ移植したそうです。これはバイパス手術と呼ばれるものですが、この後に疾患部を手術していただいたそうです。大手術だったのです。家族の心境は、不安と信頼の狭間を揺れ動くものなのですね。当事者の家族として、生まれて初めての経験でした。
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